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 先日、7月4日に誕生日を迎え、ついに大台50才になりました。全く自覚無しな50才。



7月に入ってからの一大イベントと言えば、富士登山を敢行したした事で、それについてあれこれ書きたかったのですが、やはり頂上での天候不良でご来光が見れなかったというのが、かなり心残りになっていまして、いつの日かまた再チャレンジした時にでもという思いです。

でも、頂上に達した時の感動は一入でしたよ。また改めて具体的に書きたいと思います。



今年の夏はライブ三昧な予定で、それもロックモード全開なアーティストが多く、今から楽しみでしょうがないのだが、とりあえず7月前半を過ぎて、4アーティスト4本のライブを終えました。



先ずは10日新宿ロフトで行われたZIGZAG。ルースターズと同時期にデビューし事務所も同じだった事から何かと付き合いが続いている仲間です。現在はVo,G,のヒロシ、Dr,マークの二人で、ずっと活動をしていたわけではなく、色々と紆余曲折ありながら数年前から再稼働したが、現在はベース不在という事でサポートを頼まれたという経緯です。

先日レコーディングも行い、いよいよライブをやる事になったというわけです。

もちろん彼らのライブに参加するのは初めての事でしたが、やはり30年来の知り合いですから何の違和感もなく溶け込む事が出来ました。ストレートな3ピースバンド、これに勝るスリリングさはない。







12日、打って変わってCAJUN MOON BAND 下北沢440でのライブ。3月15日の延期分。

年に1回か2回しか活動しないこのバンド。別にやりたくないわけではなく、なかなかスケジュールを合わせるのが大変なんです。でも、そんなこんなで結成7年を迎えるとは笑える。



この日も東京の暑さはハンパなかったからか、会場に着くなりみなさん生ビールをぐびぐび。セッティングの段階から飲んでしまっていた。

昨年8月以来のライブとあって、色々と思い出しながらリハーサルを進める。

リハが終わると恒例の隣の都夏で早速前打ち上げ。いい感じになった所で本番が始まる。

しかし、いざ本番に入るとバシッと音が絡み合うのがこのバンドの凄い所。半ばコミックバンドの勢いも増しながら、笑いもあるが、壮絶なプレイも炸裂するという、奇妙なバンドへと進化しつつあります。ほんと楽しいなあ!




個人的にですが、この日のどうしてもやりたかったカヴァー曲を披露出来たのも良かった。

久保田麻琴と夕焼け楽団の星くずという曲。

以前、女性シンガーの岩下清香さんのアレンジをした時にこの曲を取り上げた事がありましたが、最近偶然にもこの曲を耳にする機会が幾度かあって、これは何か自分に必要ではないのかと感じたのでした。


こちらがオリジナルの久保田麻琴と夕焼け楽団



岩下清香バージョン





15日、band HANADA 横浜サムズアップ。このバンドのある意味ホームグランド的場所のサムズアップ。

いつも言っていますが、阿吽の呼吸というのでしょうか、もう何も動ずる事が出来ないようなサウンドのまとまりよう。こちらも唯一無二なバンドに進化しつつあります。

この日は時間的余裕もあり会場でのリハーサルを珍しく(笑)念入りにやっていた。その時点で候補曲にあがっていた数曲を結局本番ではやらなかった。花田裕之の気まぐれさは多少は知ってはいるが、あれはいったいなんだったんだろうと?今振り返ると不思議だなあ。








17日、NANO-MUGEN FES に佐野元春 & HKB で出演。ASIAN KUNG-FU GENERATIONが中心となり’03に始まったフェスティバル。



今回のHKBはブラスセクションなしで、ギターは藤井一彦とシンプルでワイルドな編成。先月ファイナル公演終えたばかりだったので、バンドの息はずれる事なく短いステージを成し遂げた。

出演者もそうだからやはりオーディエンスも20代を中心とした若い世代が多く、彼らから見れば大人なバンドに映ったかもしれないが、円熟を増したロックとはこういうもんだというのを感じ取ってもらえたらいいのだが。





一週間で4アーティストのライブを終え、あたふたしながら今週(7月18日)明けからフジロックでの新企画「苗場音楽突撃隊」のリハーサルを。


まだまだ忙しい夏は続くぞ!


3ヶ月後に

 6月18日、19日、佐野元春 & THE HOBO KING BAND のコンサート。東京国際フォーラムで行われた。
昨年デビュー30周年を迎えた佐野元春。その年の夏頃からアニバーサリーイベントが開始し、パート1、パート2と経て今年に入って、僕も参加するホーボー・キング・バンドとのツアー、パート3「ALL FLOWERS IN TIME」が始まった。


パート1は井上鑑率いる超絶バンドとのコラボのスポークン・ワーズ。パート2は次世代の仲間とジョイントしたコヨーテ・バンドとのツアー。
そして往年の名曲の数々を大団円に展開したホーボー・キング・バンドとのパート3そしてファイナルへと。


30年間全くと言っていいほど休みなく音楽を作り続けて来た佐野元春、その楽曲の数たるや膨大なものだし、僕の知ってる限り世界で一番音楽的振り幅の広い人だけに、こうでも分けなくては収拾がつかなかったのかもしれない。というかこれでもまだまだ全然網羅出来てないというのが本人の感想だと思いますが。


ファイナルシリーズの大阪城ホールでは、たくさんのスペシャルなゲストが登場し、もう二度と見る事が出来ないであろう素晴らしいセッションが繰り広げられた。ざっと羅列させてもらうと、スカパラ・ホーンズ、ラブ・サイケデリコ、藤井一彦、佐橋佳幸、伊藤銀次、杉真理、片寄明人、堂島孝平、山口洋、スガシカオ、山下久美子、深沼元昭、それからスピーチで登場した野茂英雄。とこんなメンバーが一堂に会する事なんてそうあるもんではないよね。
さしずめ僕はラストワルツの The Band のメンバーになりきったように、このシチュエーションを楽しんでいました。
ゲストコーナーを終えても、この日のギグは最後まで気を抜く事なく、びしっと締まった演奏を展開。佐野さんもメンバーも最高潮に達する勢いでした。




この大阪城ホールが3月6日に行われ、この勢いで東京のファイナルを迎えるはずだったが、震災で延期になり、ようやく先日開催する事が出来ました。
その日から止まっていた時計の針がようやく動き出したかのようです。



国際フォーラムでのファイナル2デイズも無事に大盛況のうちに幕を閉じました。今回はゲストはなし、中盤からG,佐橋佳幸が参加のみで、バンドだけで3時間に渡るライブを2日間、この3ヶ月を瞬時に凝縮したようなライブでした。

佐野さんはいつもより穏やか雰囲気を醸し出していた。このフォーラム用リハーサルの段階からなんとくそんな感じを受けていたのですが、本番もいつものような棟梁っぷりは発せず、至って冷静にステージを組み立てこなして行ってるようでした。
こちらもつられてというか、その指揮に準じて演奏したという感じですね。
終わってみるとあっという間に過ぎて行った2日間でした。



いや、内容的には凄く濃くて熱い演奏が展開されていたと思うのですが、なんと言いますか、一音一音を噛みしめて演奏するような、自分でも驚くくらい焦りなくプレイしていたように思う。というかそういう事が出来るようになったのかという、自分に対しても再確認した次第だ。
わーっと盛り上がって熱くプレイするのも大好きだけど、自分の仕事をきっちりと正確にこなすというのも気持ちの良いもんである。
また一つ違う境地へと誘われたような感触を受けました。今後が楽しみでもありますね。






淡々と

 6月11日、12日と花田裕之「流れ」に同行させてもらった。
11日は富山県の高岡市にある「カフェポローニャ」。オーガナイザーの渡辺氏に富山空港でピックアップしてもらい高岡へ。高岡駅から30分ほど車で走るとのどかな田園風景に変わって来て、その田んぼに囲まれた中にあるカフェでライブ。



こんなにのんびりとリラックスした環境でライブが出来るなんてなかなかないよね。



花田裕之とのジョイントライブは過去にも何度か演奏しましたが、基本的に彼が一人で弾き語りをしている所に僕が邪魔しないように割り込むという感じかな。
いつものように淡々と進行する彼のスタイルにはこういう雰囲気がぴったりでもある。





12日は京都西院にある「ウーララ」。ここも初めてのライブハウス。昨日とは打って変わって地下にあるまさにライブハウスといった場所。京都にも色々あるんだな。ちょっと吉祥寺とか中央線沿線にあってもおかしくないような感じがした。

この日はあいにくの雨で、本番頃は大雨に近い状況だった。だからといって演奏にどうこう影響するわけではないが、心無しかテンションが上がってこないのも否めないかな。

まあ、そういう状況でもなにも動ぜず、いつものようにやるのが花田スタイルで、この夜のギグも淡々と進行していた。
でも途中ちょっと何か察したのか、急に予定外の曲をやりだしたり、意外な展開に興味が沸いた。



以前も述べたと思うが、こういうアコースティックスタイルでルースターズの曲を演奏するのもなかなか面白い。




「流れ」に同行させてもらった2日間。旅自体も淡々としていたかな。ワイワイガヤガヤするでもなく、飛行機に乗って電車に乗ってと、ライブをしてお酒をちびちびと飲んでとほんとに淡々と時間が過ぎて行った感じがする。
これはこれで居心地の良い旅だった。


追伸
twitterに同姓同名の方がいたようで、僕のアカウントはtomioinoueです。

Facebook & twitter

 6月5日日曜日、つい一昨日というか昨日も朝まで下北沢で飲んでたのに、またまたスタッフと晩飯でもと下北沢へ。老舗ブルースバーへ。
有名なお店なんだが30年近く前に行ったきりで全然足を踏み入れてなかったお店。確かその時は鮎川誠さんに連れて来てもらったんだった。
そうそう、思い出した。




そんでくつろぎながら飲んでる中、フェイスブックに一応名前だけ登録したとか、ツイッターには随分前に登録はしているが、一言もつぶやいた事がないのに時折フォローのメールが来るのはどういう事なんだ?と話していたら、じゃあ今つぶやきましょうよと催促されついにデビューしました。


2軒目に突入したところで、ばったりDOD MOM GODのメンバーと遭遇。イヤーびっくり。
でもおかげで池畑さんとはフジロックの苗場音楽突撃隊の話も進められたし、冷牟田君とはブルートニック再結成話も飛び出たり(これは実現するかは…?)で、面白い話題で盛り上がった。


早くに帰るつもりだったんだが、おかげで午前様で、起きるのが辛かった。
6日の月曜日は恒例の斎藤ネコさんの劇伴レコーディング。午前11時音出しの録音で、まだすっきりと目もさめてない状態に、初見の譜面は多少慣れたとは言えやはり緊張するんです。
まあ、無事にさくっと終えほっとしましたが。



というわけでFacebookもtwitterもデビューしました。
TOMIO INOUEで検索してみてください。よろしく!

band HANADA@daisy bar

 6月3日、下北沢のデイジーバーでband HANADAのライブが行われた。
そう3月11日あの日に予定されていたライブの振替でした。

その日の事を思い返すとはやり不安な気持ちがまた甦ってきそうにもなった。随分日時が経過したような気もするが、まだ3ヶ月も経っていないわけだから当然だと思う。

あの日、ちょうど確定申告の時期も迫ってたりで、諸々自宅で作業中に地震が起こった。確かに経験した事がないほどの揺れだった。だが幸い我が家は何も倒れたり落下したりというのもがなかったので、普段だったらニュース番組にチャンネルを合わせる所だが、早く作業を終わらせないとライブのリハーサルに間に合わないと急いでいたので、何の情報もチェックしないまま車に飛び乗り下北沢へ向かった。そこで初めて携帯電話が不通なのに気づき、ラジオのニュースで大変な事態になっていると知り、怖くなって慌てたのを憶えている。


当然ライブは中止でしたが、その日のライブがようやく出来たので、仕切り直しというか、一区切りついたような感触を受けた。





band HANADA、先月も長野でライブをやったばかりですので、リハーサルの段階から息がぴったりで気持ちよい。
花田裕之は、つい先日福岡でZの方のルースターズ公演を終えたばかりで、その影響かわからないが、いつにも増してアグレッシブなプレイを展開していた。
会場も熱くていい雰囲気の中、俺も普段に増して盛り上がっていたと思う。終演後は何だが清々しい気分にさせられた夜だった。