JUGEMテーマ:音楽
2月23日、ピースビルVol.6は無観客ライブ配信になります。
昨年7月の前回Vol.5も同様に無観客ライブ配信しましたが、初めてのことで何かとあたふたとした記憶がありますね。ご視聴いただいた方はかなりレアな光景を見れたと思いますが、いやはや面目ない気持ちです。
そういった意味でも今回はリベンジする意気込みで臨みたと思っています。
ピースビルはギター一本で弾き語るという一番単純な音楽の表現方法だと思います。そこにはごまかしが通用しません。アーティストの裸のままの姿を顕にするしかないです。楽曲、歌詞、僕の場合ギターの音だけ。
そんなシンプルなライブを何度か重ねてきて、なんとなくではあるが掴めてきている感触があります。
今回は無観客ということでいつもの二部構成ではなく一部のみで50分くらいのステージを予定しています。
短くても選りすぐりの選曲でお送りします。ニューアルバムの制作も徐々に始めていますし、新曲なども披露できたらと考えています。
お楽しみに!
視聴チケットはこちら
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’21.5.22.アコースティック・ソロ・ライブ、ピースビル@ビートカフェ。先月に続き5月も開催する事が出来ました。
当初は5月8日開催の予定でしたが、緊急事態宣言が発令されたため延期にしました。さらに延長されましたが、若干キャンセルも出たため会場内が密にならずに出来るようでしたの敢行しました。
前回同様、一部(二部構成の一部)のみをライブ配信しました。今回は配信ソフトのOBSの設定だとか、オーディオインターフェイスの設定だとか、諸々セッティングもスムーズに行き、映像、音と特にトラブルなく配信出来たようです。
一部での選曲はVol.3で配信した分となるべく被らないようにするのと、前回の出来が個人的に納得出来なかった分とで構成しました。いつもは二部の最後、アンコールに持ってくる曲を一部に組み込んだのも新鮮な感じで良かったですね。
やはり生配信となると緊張を強いられましたが、このプレッシャーもそれなりに受け入れられたというか楽しめる感触もあったり、一度経験すると不思議と居心地良くなったりもしますね。
二部で恒例な飛び道具的カヴァーコーナー、今回は飛び道具というよりかなりマジな選曲になった。
コミュニティーFMコマラジで、ナシゴレンNOAHさんと始めた「ほぼKINGラジオ」。不定期月一くらいで、僕が選曲しそれについてノアさんとトークを交えるというような番組なんですが、第一回目はモータウン特集。
まあ、モータウンの音楽性についてのあれこれはここでは書き尽くせないので省きますが、久しぶりにモータウンサウンドにどっぷり浸かって、改めて素晴らしを再確認しました。
で、今回はモータウンのカヴァーを入れてみようと思いました。
ブルー・トニックの頃からカヴァーしていた”Tracks of my tears”は決まりで、他は何しようかと?
一人アコギ弾き語りですの、演奏しやすいのと耳に馴染みのあるということで、”Money (That’s what I want)”、もう一曲はモータウンではないのですが、この放送でマイケル・ジャクソンのソロ、ファーストアルバムから”Girl don’t take your love from me”をかけたのですが、このアルバムの1曲目が僕の大好きなビル・ウィザーズの”Ain’t no sunshine”だという話をしたので、この曲をカヴァーすることにしました。
往年の曲はシンプルながら深みがあってよく出来てるなと、いつも感嘆します。
当然二部の方がMCも弾みますし、このビートカフェの中はアットホームな雰囲気に包まれてスムーズに進行していきました。
最後に演った”虹のかけら”はテンポを決めないというかルバートな感じでやりましたが、こういうのは初の試みでした。一歩間違えれば酔っ払いの親父みたいになるけど、なかなか気持ちの良いもんです。それなり楽しめました。また演ってみましょう。
次回は6/25高円寺ジロキチ。今度は久しぶりのバンド編成です。キーボードに新たに金藤稔人を迎えて新生トミオバンドにご期待ください。
久々ベース弾くのもたまらん待ち遠しい!
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約1年振りのソロライブ。
一人弾き語りライブはいつでもできると思っていましたが、なかなか開催難しく、こんなにも空いてしまいました。
緊急事態宣言も解けたし、先月ニューアルバム「遠ざかる我が家」も発表したことでもあるし、このタイミングを逃すわけにはいかないと、入場制限はあったもののなんとか敢行できて良かったと思っています。
一年以上、人前で演っていなかったので、まあ、この時期だから練習する時間はたっぷりあったのですが、やはりお客さんの前で演るのは大違いですよね。おまけに一部(二部構成の一部)を配信ライブすると豪語したもんだから、そのプレッシャーも重なって、かなりドキドキなライブでした。
ギターを弾いて歌うということも去る事ながら、そもそも配信てどうやるんだというところから始まりまして。FBなのかインスタなのかとか、一番簡単に見れるのはyoutubeじゃないとか。
で、youtubeで配信しようと決めて、webカメラだと大した設定なく簡単にできると見つけた。といってもPCのカメラじゃダメだろうと、程度の良いウェブカメラを購入。それで試したのですが、どうもショボい。で、色々探ってるとソニーのデジカメがウェブカメラに代用できるソフトをリリースしてるという記事を見つけて、少し前にソニーのデジカメを手に入れてたので、これはちょうど良いと思いそのソフトをダウンロードし、試してみたらそこそこいい感じに見えました。youtubeに配信した状態の録画をチェックしたら今度は音がだめ。途中からフランジャーがかかったような音になる。何回やってもそうなるのでウェブカメラでの配信は断念して、本格的になるがストリーム配信することに。
しかしそんなの全くやったことないし無知。
OBSというソフトをダウンロードして、そこから先は僕の言葉では上手く説明できないけど、色々とアップされている設定の例を参考にしながらなんとかyoutubeで配信できる状態になった。
当日会場に僕の機材を持って行って設定し、リハーサルをやっていたのですが、マイクの調子なのか何かわからないけどステレオサウンドの片方の音が良くない。結局モノラルで出力するなど、本番寸前まであたふたしていました。
そんな集中力散漫な状態で臨んだピースビルライブ。
いざステージに出てギターをボロンと鳴らしたら、いつもの心地よい雰囲気に包まれまして楽しく演ることができました。
今回は一部のみを配信するということで選曲悩みました。あれもこれも聞いてもらいたい、でも一部で演るには早すぎるとか、配信するならなるべく難しい曲は避けたほうが良いかもとか、やはりニューアルバムの曲は入れなきゃなとか。
悩んだ末のセットリストでしたが、概ねいい感じの流れになったような気がしています。
新曲は今一つテンポ感が身についてなく早過ぎたりとか、いつもと違うポジションでやろうとしたが、カポタストの位置を間違ってキーが低くなったとか、色々とアクシデントはありましたが、そこをものともせず乗り切りました。(個人的見解)
配信の方も特にトラブルもなく流れたようなので、ひとまずは安心しました。
二部は解放されたように肩の荷が降りた状態でやれました。「水を得た魚」とはこうかなとやりながら感じていました。
ピースビル恒例、飛び道具的カヴァー曲もなかなかの評判だったかな?
今回はエノケンこと榎本健一。「洒落男」
なぜエノケンかと言うと、話が長くなりますが、僕の住んでいる街、狛江市にコマラジというコミュニティFMがあります。そこのプログラムに「ナシゴレンNOAHのマイペンライ」と言うのがありまして、ナビゲータのNOAHさんの誘いで僕も何度かゲスト出演させていただき、その縁でNOAHさん夫婦コンビのナシゴレンのライブにも顔を出しました。そのライブで演芸の街でもある浅草生まれ浅草育ちのNOAHさんが「私の青空」をカヴァーしていて、聞いた瞬間これだとひらめいた次第でした。で、僕は「洒落男」を思いついたわけです。ちょっとハードル高い気もしましたが、今はこれをカヴァーするべきだと天からのお告げのようなものを感じましてね。(大袈裟ですけど)
三拍子ついでにもう一曲は「ケ・セラ・セラ」
日本語訳ですけど、女の子バージョンだったので男のバージョンに変えて歌いました。
どちらもとても楽しい曲で、歌うってこういうことかって初めて?気づきました。もうロックとかソウルとかジャズやらどうでもいいやという気分にさせてくれます。
二部ではそのほかブルー•トニックの曲も数曲やりました。何気にやっていますが、35年前に作った曲が今もこうして歌えるのは不思議な感じがします。
先日FBで繋がっている方の投稿で、「今日はレイモンド•チャンドラーの命日‥そういえばブルー•トニックの曲に探偵の主人公がたくさん登場する歌がある‥。」確かにあったなと思い出しまして、それにしてもよく知っているなとか。で、そのFunk it upという曲もやりました。今の感じでね。
作品というのは腐らないし、逆に自分が嫌でもずっと残っていくものなんだなあと。
なんとなく作品を作るのをやめたら本当に腐って行きそうな気もするなあ。
もちろんこれ以外にも「up up and away」「After the dawn」「遠ざかる我が家」の中からの曲もたくさんやりました。ラストは「甘い夜風に誘われて」ロックンロールバージョン。これはこれで行けるんやないかと。
セットリスト
1st
01 Across the city 2019
02 Bridge over dawn
03 上昇気流
04 夏の終わりの白昼夢
05 今日もまたこの街に夕暮れが訪れる
06 土曜の夜と日曜の朝
07 Groovy day
08 虹のかけら
09 夜間飛行
10 狂える世界の果てを
11 遠ざかる我が家
2nd
12 寝ぼけまなこ
13 Corkscrew
14 Silky sky blue night
15 洒落男
16 ケ・セラ・セラ
17 Funk it up
18 Do it yourself
19.Orange flower
20.Morning Dew
en
21.今宵の月は満月で
22.甘い夜風に誘われて
おまけ
23.蜃気楼の彼方
peaceville vol.3 配信アーカイブ
次回”Peaceville Vol.4”は5月8日土曜日!
また配信やるのか?今回は解像度設定甘かったからな。重くすると映像途切れたりするらしいし、もう少しグレードアップ出来ればなあ。んー考えてみよう。
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The Roosters のメンバーでもあり
佐野元春とThe Hobo King Bandや
布袋寅泰のバンドでも大活躍、
そして
わがココナツ・バンクの
メンバーでもある
ベーシスト
井上富雄君から
彼のニューアルバムが
送られてきたよ
と、
これが
すごくいい!!
もう
はっきりいって
会心のアルバム
これまで
僕のてがけた作品で
いっぱいベースを弾いてもらうことはあっても
不勉強にも
ちゃんと彼の作品を
聞いたことがなかった僕の前に
どんと大きな姿を表した
富雄ワールド
ベーシストとしても
すばらしかったけれど
その広いアーティスト性と
音楽性を知って
前にも増して
いま心がふつふつとしています。
これまでのキャリアの中で
彼が感じはぐくんだものが
りきみなく
形になっていて
とても心地よい
サウンドと言葉たち
タイトルの
「遠ざかる我が家」の詩の世界観が
僕が自伝のまえがきで
書こうとしていたことと
近かったことも
うれしかった
ごくありきたりの
少年が
ロックの切符を手にしてから
好奇心だけを羅針盤に
歩いてきたら
いつのまにか
ここまでたどり着いてきていた
うれしかったね
このアルバム
富雄君の
音楽愛が
そこらじゅうから
こぼれんばかり
JPOPなんていう
せまい枠には
けっして
入れたくない
作品集
とにかく
おすすめです!!
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10.Silky sky blue night
この曲も随分、昔からありましたけど、ライブでもやったことがありません。僕の中では作ったままので、こういう感じの曲は自分でも難しい、どうだろうというのがありました。ただ、曲自体は好きだったので、これも“この際だから入れてしまおう”、“この際だから全部、出してしまおう”という曲のひとつです。
これはAORというか、曲を作ったイメージは夜だったし、なんか、空が広がるような感じでした。あとはあんまりエッチな歌とかを作ったことがなかったので、そういうセックスみたいなものを対象とした歌をちゃんと(笑)1回作ってみようと思いました。
自分の中で難しかったのは、日本語の歌詞を書いていると、ルースターズの大江慎也もそうですが、佐野元春、SION、小沢健二、桑田佳祐……など、日本のロックとか、日本語の曲で、その言葉というものにエポック・メイキングなことをやった人達とたくさん演奏させてもらっています。言葉を作るのはすごく影響される部分もありますけど、やはり誰かみたいになってしまう、そういうことが時々あって、そういうインプットし過ぎもよくないと感じました。自分の中では“出来た!”と思っていても誰々と一緒だったということがたまにあります。そういうものは却下せざるを得ません。これはこれで、僕なりの世界観でいけたというのはあります。ただ、ひとつひとつをとると、どこかで聞いたことがあるようなセリフもあるし、これは新しいと思えないものもありますけど、組み合わせによって、雰囲気がガラッと変わるものもあると思います。自分のソロを作るという時に、まず、自分が歌わなければソロを作る意味がないと思っています。勿論、インストゥルメンタルの曲もやっていますけど、やっぱり自分が歌って、何かをするというのが自分の作品を作るのに一番、興味があります。自分で歌うなら歌詞も書かなければ意味がないという。誰かに書いてもらって、歌うというのもどうなんだろうという思いがあります。そういうこともあるかもしれませんが、やっぱり、詞と曲を書いた上で、何かをやるということではないと、僕が作品を作る意味ががないという感じがしています。
11.夜間飛行
「今日もまたこの街に夕暮れが訪れる」と、ほぼ同じで20年近く前に作った曲です。これも出来た時からこの歌詞だし、曲調も全く変わっていません。この曲もいろんな人とやってきました。最初から自分で歌おうと思って、作った曲です。ただ、20年ほど前だから、自分がどんな風に歌えるか、当時はよくわかっていなかった。音程に幅があって、僕の力量では歌うのが難しいですけれど、これは今回やらなければいつやるのか、みたいな感じだったので、そのまま、歌いました。たぶん、今だったら、絶対、作らない曲です。今は極力、頑張らなくてもいいように作っていますけど、僕にしては珍しいくらい、頑張っている感じの曲です。曲調は全然、頑張っていませんけど(笑)。
この曲も置き場所が難しかったというか、途中に置くような曲ではありません。この曲を最後に持ってきて、丁度いい感じで締まったと思います。最初から最後まで並べて、聞き終わった時に、いいアルバムが出来たという手ごたえがありました。こういうアルバムの在り方って、ありだろうと思いました。多少、バラエティには富んでいますけど、でもいまさら、ジャンルにこだわる必要もない。何とか風だとかは、ある意味、どうでもいいと思っています。聞いてくれた方がちょっと“世界一周”まではいかないけど、“世界半周”くらいした気分になってもらえればいいです。
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7.甘い夜風に誘われて
これは実はTHE BARRIER GATESで一度、シングルで出している曲です。全然、アレンジは違っていて、もっとテンポが早く、ツービートでやっていて、忙しない曲だった。このバンドをやり出して、このバンドならニック・ロウみたいな感じにできそうだと思って、リズムを変え、キーも下げて、やってみたらいい感じのロックンロールになった。もう、ライブをやって楽しかったので、そのままアルバムに入れてしまおうということで、レコーディングしました。僕の中では新しいロックンロールです。
8.蜃気楼の彼方
これはみんな、びっくりすると思います。曲自体は5年くらい前からありましたけど、もともとはジャグ・バンドみたいに単純にジャガジャガやっている曲だった。ツービートで楽しいという感じでした。ライブをやるから、改めて詞を書こうと思って。詞を書いていたら、ただの旅行ですけど、10年前にエジプトへ行った時の光景がどんどん広がっていきました。サビが出来て、“未来は過去の中”――という言葉が出てきた。その言葉は非常に古い文化そのものを見ている感覚に近かったので、それでエジプトへ旅行に行ったことを思い出して、ものの、5分、10分で書き上げました。
旅行の思い出を並べていったら、イントロのフレーズも変えたくなってきて、まさに中近東っぽい、ちょっとアラブ音楽も入りつつという曲になりました。アラブっぽい音楽というのは自分の中で新鮮でした。西洋音楽とは真逆で、音階を含め、コードもないような展開だし、拍子も全然ぐちゃぐちゃです。僕の中では。ある意味、新しいものを感じていています。
これもライブでやると盛り上がります。楽しいですから。ただ、これをレコード化するのかという、疑問はずっとありましたけど、この際だから作ってしまおう、全部、吐き出してしまうと思って、すぐに作りました。
9.バルカン半島
何故、“バルカン半島”かというと、アルバムの最後は「夜間飛行」にしようと思っていて、この前に「蜃気楼の彼方」を入れたことで、「蜃気楼の彼方」から「Silky sky blue night」、「夜間飛行」へ行くと、どう考えても浮いてしまう。曲順を考えて、その間にデータベースからプログラミングまで、インストゥルメンタルの新曲を改めて作りました。ようするに「蜃気楼の彼方」から次に何が来るにしろ、アルバムの流れをいま少し落ち着かせないといけない、アルバムに納まりきれないという感じがありました。「蜃気楼の彼方」はエジプトの歌で、「Silky sky blue night」と「夜間飛行」はともに夜のイメージで、アダルティな感じです。別にサン=テグジュペリの『夜間飛行』に影響されたわけではないですけど、なんとなく、ヨーロッパっぽいイメージも自分の中にありました。何気なく地図を見たらエジプトからトルコ、ヨーロッパへ入るには、バルカン半島を通ります。曲を作るそもそものコンセプトがその“中間地点”のイメージだったので、つなぎの曲というか、今回はずっと動いている、旅をしている、そういう意味で言えば、旅をしていて通過する場所が丁度、バルカン半島だった。こじつけですけど、バルカン半島という響きもお洒落なので、タイトルにしました。曲自体もロックやジャズなどのフォーマットを外れて、ノンジャンル的なのものになりました。
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4.今日もまたこの街に夕暮れが訪れる
20年以上前に作った曲で、ずっといろんな形で、やってきました。CAJUN MOON BANDだったり、THE BARRIER GATESだったり、バンドやメンバーが変わってもずっとやってきました。アレンジもその度に変わってきました。歌詞は失恋もののラブソングでしたけど、特に録音する予定もなかったので、とりあえず、出来たものをそのまま、20年も歌っていました。今回、この曲もアルバムに入れよう、どうせ、やるならちょっとジャジーに大人っぽく作ってしまおう、と。僕もウッドベースを弾いて、ピアノとか、ギターも入れて……そういうシンプルな編成でやろうと思いました。今回、改めて録音することになって、歌詞が全然、気に入っていないことに気づいて、一生懸命、書き直しました。20年経って、時間がかかりましたけど、ようやく完成できた曲です。僕はすごく気に入っています。
5.狂える世界の果てを
元々はカントリーロックみたいな感じで作れたらということで作りましたけど、まずはイントロを考えようと思って、ベースでそれを作ったら、ワンコードで良い感じのリフができました。今度はそのリフに合う感じで、曲をマイナーチェンジして……という感じで形になりました。最初はカントリーロック風でしたけど、どんどん、ニューウェイブというか、80年代っぽいニューウェイブ感があるものになりました。作りながらそういう当時の空気を思い出すような感じでした。今回の中で一番、ロックっぽい曲です。最初は全然違う歌詞でしたけど、なかなか、まとまりませんでした。
ところが、曲を構成していく中で、ラストバースの最後のフレーズに何故か、ミラクルズの「マイ・ガール」の出だしのフレーズと全く同じなんですけど、“I’ve got sunshine on a cloudy day”という歌詞が嵌って、そこから物語を作っていきました。“狂える世界……”というのは、ふっと、浮かんだ言葉です。エルビス・コステロのアルバムに「グッバイ・クルエル・ワールド(Goodbye Cruel World)」というのがあります。“Cruel World”というのは“残酷な世界”という意味ですけど、それをローマ字読みすると“狂える世界”になります。このアルバムを作りながらそのことを思い出していました。まさに、いまの感じでもある。どんどん世の中が狂いだしています。2020年でなければ生まれなかった曲かもしれません。
6.Walk the line
前作にもこのあたりにインストが入っていますが、もうこれは僕の中ではミ―ターズ的なインストゥルメンタルがやりたかったので、そのまんまだと思います。ただ、ありがちなようでいて、オリジナリティのある新しい感じにはなっています。インストゥルメンタルだからといって、プレイヤーが変に自己主張して、競うようなものではなく、でしゃばらない面白さというか、引きの音楽というか、こういうシンプルなもので成り立たせています。ようするにインストゥルメンタルの置き場所としては、言い方が悪いですけど、箸休めです。いま、人のアルバムでも1枚を通してずっと聞くのは大変です。そういう意味では、これはA面の最後の曲というイメージです。アルバムをA面からB面へ裏返して、次へ行くという感じです。
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1.UKA
“UKA”はまさに“羽化”です。漢字で書くと、あまりに露骨で直截過ぎるので、ローマ字表記にしました。実は2曲目の「遠ざかる我が家」を作っている時に静かに盛り上がるような感じのイントロを付けたかった。だけど、うまくイントロができませんでした。そういうことを考えていた時、夏の夜でしたけど、庭でお酒を飲みながら鉢植えをボーっと見ていたら、そこに蝉の蛹がくっついていました。そこから蝉が出てきて、羽化していった。3、4時間で完璧に蝉みたいになって出てきて、そういうのをまともに見たのは初めてです。その感じがイントロのイメージにぴったり嵌った。なんとなく思いついたメロディーを作ってみたら、これイントロというより1曲にした方がいいと思って。イントロダクションっぽい、いわゆるプロローグ的なものとして、そのまま1曲目に持って来ました。
2.遠ざかる我が家
実質的には「遠ざかる我が家」が1曲目。作った時からこれをアルバムの1曲目というイメージがありました。それこそ、聞く人が聞けば、ピンク・フロイドを彷彿するかもしれません。僕にとって70年代は10代でしたから、70年代の音楽に郷愁を感じるところがあって、そういうイメージを形作っていった曲です。10代の頃に見た景色を描きました。歌詞の“落ち”は、タイトルは忘れましたけど、小学生の頃に読んだ童話に僕の記憶に残っている光景があります。遠くに窓が光っていて、家が光っているように見えたからその家を見てみたいから冒険して行ってみるという話です。そこまで辿り着いたら、実際は太陽に照らされていただけで、ただの家だった。そこから自分の家を見たら太陽にあたって、自分の家も同じように輝いているように見えたという内容だったと思います。それが心に残っていて、それを曲にしてみようと思って。自分の物語ではないですし、情景も北九州のものではありません、いろんなものがごっちゃになっています。
曲を作っている時に1行目がなんとなく浮かびました。道を尋ねても良いですか――そこからイメージを膨らましたら、その物語を思い出した。一人で旅立っていくという光景が浮かびました。自分自身も東京に出てきて、いろんなところへ旅してきました。そういうものにもクロスするという。どんどんいた場所から遠ざかっていく、活動歴そのものがそういう感じだし、人との出会いで自分でも思わないところへ行ってしまうところもあります。ちょっと風まかせの人生というか、そういう意味ではデビューしたルースターズが最初にいた場所だとしたら、そこからすごく遠ざかっている。いろんな紆余曲折があって、長い旅をしているような感じでしょうか。いま、いろんなものが吹っ切れてきて、こうやってアルバム作っていると、ようやく辿り着いたという感じもしています。
3.夏の終わりの白昼夢
これは歌詞に悩んで一番、最後に出来た曲です。70年代フォークみたい、ジョニ・ミッチェルではないですけど、なんとなく、ジャカジャカと16ビートで、リズムを刻むイメージの曲がやりたいと思って。当初、今回のアルバムは4月くらいにデモテープを作っていて、秋くらいに出たらいいなと思っていた。秋っぽい曲だと自分の中で思っていて。最初は仮タイトルに“autumn(オータム)”とつけていました。そのイメージのまま、曲をどんどん進めていて、自分の中で見えた秋の光景を膨らませて行ったら、夢を見ているような景色になってきました。さらに膨らませていると、だんだん、秋ではなく、夏の終わりの光景が浮かんできました。だからタイトル通り夏の終わりに見た“白昼夢と”いうか、ぼんやり見た夢のような世界です。原風景というか、子供の頃に見た風景が頭の中に過るものがあって。僕が住んでいたところは工業地帯ではないけど、わりと殺伐としたところでした。実は両親の田舎、故郷が福岡県の八女という「八女茶」が有名ところで、休みとなれば、そこに行くわけです。子供の頃にいっぱい行った田舎の景色が、ずっと、ありました。実際、そこには丘もあるし、葡萄畑もありました。
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ルースターズ脱退後、ブルー・トニックを経て、CAJUN MOON BAND、THE BARRIER GATESなどのバンドで活動して、アルバムも出しましたが、ソロとしての初めてのアルバムは2003年にリリースした『up! up and away』です。ただ、ソロと言ってもライブ音源を含む、全編アンプラグドの作品でしたから純然たるバンド・スタイルのソロ・アルバムは2019年11月にリリースした『AFTER THE DAWN』になるかもしれません。尾上サトシ(G)や田中徹(Dr)、五十嵐慎一(Kb)など、ここ数年、一緒にライブをしているメンバーと作っています。
ライブで演奏して形になった曲や出来上がったばかりの新曲など、二十数曲のストックがありました。アルバムだと、10 曲入りというのが相場てすけど、それをセレクトして、まとめるという形てはなく、8 曲くらいのコンパクトなミニアルバムにして、一年に一枚、三年間は続けてリリースして行くのも面白いと思いました。
『AFTER THE DAWN』を製作したことにより、自分の周りのミュージシャンやエンジニアとレコーディングをするというスタイルが確立しました。このメンバーと集まって、このスタジオで録音し、このエンジニアに頼んで……どういうことをすればアルバムが作れるかというのが分かりました。昨2020年も同じような感じで、また作ろうと、メンバーに声をかけて、出来たのがこのアルバム『遠ざかる我が家』です。2020年4月から7月まで、尾上、五十嵐、田中というお馴染みのメンバーに加えて、今回は金藤稔人(Kb)にも手伝ってもらい、リモートで制作しました。
やはり、コロナ禍の影響もあって、スタジオで一緒にやるのは密を避けるためにもやめておこうということになって、リモートになりました。リモートでやる以上は、ある程度、出来上がったデモテープを事前に作らないといけない。中途半端なものだと、メンバーに渡してもわからない。スタジオに入っていれば、ギター弾いたりとか、説明したりとかして、いろいろコミュニケーション取りながらやれますけど、リモートですからそういうわけにもいきません。
まず僕が最初に構成や音像がわかるような完璧なデモテープを作って、それをメンバーに渡します。前回も録音したスタジオが目黒にあって、そこで田中さんのドラムと僕のベースを先に入れました。その後、その音源をギターの尾上さん、キーボードの五十嵐さんと金藤さんに渡してダビングしてもらいました。自宅録音といってもメンバー各自が“自分スタジオ”持っています。録音したデータを送ってもらい、エンジニアに頼んでデータをまとめてもらいました。その後、歌入れをスタジオでやりました。ミックスダウンはエンジニアのスタジオでリモートでやっています。
コロナで時間があったというのも大きかった。緊急事態宣言やソーシャル・ディスタンス、STAY HOMEなど、ライブやイベントが軒並み中止になり、ずっと家にいることになりました。当初は8曲くらい、ミニ・アルバム的なものを作って出す予定でしたが、いままであった曲とかも全部、デモテープに作ることができた。時間があったので、作り直して、デモテープも色んなタイプのものが出来ました。
そうやって、デモテープ作っていくと、いま出さないと出せないのではないかと思うような曲も出てきました。それで、今回は考えを改めて、とりあえず、過去にある作品を一回、吐き出してしまう。いい機会になりました。時間もあったから、じっくり自分でも熟考できました。アルバムに入れる予定がなかった曲もありました。“井上富雄”名義のアルバムの中にこの曲が入っていていいのか、ちょっと突飛過ぎるのではないか……自分の中でも躊躇する部分もありました。でも、ライブでやると結構、受けて、あの曲が好きだという人も結構、いました。これを機に全部、録って、出してしまおうと思いました。
今回はコンセプトを変えて、前半の方は当初から作ろうと思っていたものに近いイメージですけど、後半の方はこれまで作っていたものをいまという感じで録って、吐き出してしまおうみたいなものになりました。
アルバムの2曲目、3曲目、5曲目は本当に新しい曲で、ここ2年くらいに作った曲です。僕の中ではケニー・ランキンやマイケル・フランクス、ジェームス・テイラーなど、ちょっと都会的で洗練されているアメリカのシンガーソングライターと、イギリスのいなたいプログレ、カンタベリー系のキャラヴァンとか、ハットフィールド&ザ・ノースとか、ああいう歌がボソっとしていて、牧歌的な雰囲気がある、そういうものがいまの僕の中のイメージでした。だから、昔のアナログ盤のA面、B面という感じでいうと、B面くらいからは、吐き出した曲だから、ちょっと雰囲気が違うと言えば違うかもしれません。
ルースターズは激しい部分のイメージが強いですが、元々のルースターズというのは普通にポップスな部分もありました。特に僕がいる頃は、そうでした。勿論、テンポが速いとか、そういうところが持ち上げられていたことも知っています。そういう意味では僕としては当時からそんなに変わってない。聞いている音楽もやっているスタンスも音楽に対するアプローチもあんまり変わっていません。当時はベースを弾いているだけでしたけど、それがいまは歌っているとか、それくらいの違いです。当然、歳も取れば、いろいろと経験も積んで、変化も出てきます。だけど、やっていることはポップスです。それを敢えてロックといわなかったのは、ロックというものに拘っているわけではないということ。僕がやっているのはポップスと言い切っています。だけど、アティテュード、姿勢みたいなものは、非常にロック的だと思っています。常に新しいことに挑戦していくとか、あまり、みんながやってないことをやっていくというのがロックだと、思っているからです。やっぱり人がやってないことをやるというのが根本的には面白いことだと思います。単なる流行りものではないのは確かですし、昔からのロック・ファンが聞いているものとも違う。古いスタイルの音楽をいじり直して、新しい音楽の形にしていっています。その姿勢は当時から変わっていません。当時から誰もやってないことをやる、新しいことをやるというのは大江慎也自身もテーマにしてきたことです。そういう世界観や価値観というのはずっと持っていると思っています。
だから音楽に対して、僕は常に葛藤しています。やっぱり表現をする仕事というのは、元々、持って生まれた才能というのは大きいわけです。歌がうまい、すごい曲が書ける、すごい詞が書けるとか……そういう人達は恵まれた人達で、一握りだと思っています。そういう人達はどんどんスターになっていく素質を持っています。そうではない、僕みたいなミュージシャンは、どこに何をみつけて、どういう手をつかってやるかというのを考えています(笑)。自分がようするにうまく収まれるものを自分で作らなければいけない。やっぱり型がないと形になりません。その葛藤が音楽を作るパワーにもなっています。
昨年、2020年はルースターズでデビューして40年、今年、2021年7月4日には60歳、還暦になります。デビュー40周年、生誕60周年――“ダブル・アニヴァーサリー”(笑)ですけど、ソロに関しては新人みたいな気分でやっています。キャリアの集大成とか、到達点とか、そういうことではまったくありません。本当、初めてやるようなこともたくさんやっています。デビュー40周年、還暦になっても1から始めるみたいなところがあります。
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いよいよそのアルバムを携えてのツアーが始まります。
ブルートニックの仲間でもあったドラマー田中元尚が経営する渋谷にあるバー”beat cafe”
ここでのライブも幾度と回を重ねてきました。初めの頃はギター尾上サトシの協力のもとデュオ形式でやっていましたが、
“Sings blue tonic”と題したライブからは一人でパフォーマンスするようになりました。
特に単独というのにこだわっているわけではないですが、今のところ単独で演奏するのが一番お客さんとの距離も縮まって、自分とも向き合えるので、「弾き語り」というものにまだ未熟な自分にとっては(ミュージシャンとしてのキャリアは長いですが)、良い経験の場だと思います。それに思いついたアイデアを直ぐに演れるのも、今の瞬間を切り取ったような感じがして面白いですね。
このアコースティックライブのタイトルも”Peaceville”に定着しそうです。和んでる雰囲気が滲み出てて気に入っています。
この題になって先日1月18日のライブが第2回目となりました。
来月2月28日の下北沢440でのライブを皮切りに3月から名古屋、大阪、博多、小倉、仙台とアルバムリリースツアーを行いますので、今回はアルバムの中の曲は少なめに自分にとっても少しレアな選曲をして臨みました。
このライブでは、もちろんオリジナルを中心に選曲していますが、普段滅多ににやらないであろうカヴァーを選曲するのも醍醐味の一つとなっています。
思いついたアイデアが直ぐできるということで、中にはちょっとおちゃらけてるんじゃないのと言うのもありましたね。まあ、そこは会場にいた方だけの秘密にしといてください。
そんな状況でこの日は一人でギター1本で19曲歌いました。個人的には充実したセットリストになりました。
3月からの地方のツアーは、アルバムの曲中心ではありますが、概ねこの”Peaceville”と似た内容になってくると思います。
東京以外でもこれが演れるのはとてもワクワクします。楽しみです!
]]>佐野元春から「ハートランドからの手紙」が届いた。
アルバム "After The Dawn" によせて。
なんも言えん。感謝です!
ハートランドからの手紙#2019.11
井上富雄の新作アルバム「After The Dawn」を聴いた
80年代中盤、自分が「カフェ・ボヘミア」というアルバムで音楽シーンに切り込んでいった時、ほぼ時期を同じくして、同じ匂いのするバンドを知った。ブルートニック。博多のポップ・ロックバンドだ。そのバンドでメインを取っていたのが井上富雄だった。時は英国からの新しい音楽が毎日のように聞こえてくる、そんな活気を帯びた時代だった。当時、NHKで音楽番組を持っていた自分は、会ったこともない彼らではあったけれど、同志のような思いもあって、彼らの曲をかけた。
それから10年後、自分の新しいバンド、ザ・ホーボーキング・バンドを立ち上げた時、井上富雄にベーシストとして参加してもらった。アルバム「フルーツ」のセッションが僕らの最初の仕事だった。以降、長年に渡って、僕らは共に音を奏で、旅をして、道を渡ってきた。
彼はベーシストとしてよく知られているが同時に非凡なソングライターでもある。それを証明したのがこの新作「After The Dawn」だ。
安定したサウンドだ。そこには、巧みなコード進行とハーモニー、リリック、適切なバンドの演奏がある。何よりも、くすんだ感情をロマンティックに唄いあげる富雄の唄がすばらしい。最初の音が流れてきた時、僕は心踊った。すぐに身を任せることのできる音楽は、そう多くない。しかしアルバム「After The Dawn」はどの曲も僕の心を捉える。
日常で傷ついているのは子供たちだけではない。むしろ今の時代、魂の救済が必要なのは大人たちだ。そんな大人たちに寄り添う、洗練されたロック音楽が求められている。それをアダルト・オリエンテッド・ロック=AORと言い換えてもいい。井上富雄の新作アルバム「After The Dawn」がまさにそれだ。
仲間が創りあげたいい音楽を聴くのはこのうえない喜びだ。
2019.11.15
佐野元春
JUGEMテーマ:音楽
個人名義としては第2作にあたる “AFTER THE DAWN”
第1作は2003年に発表した “up!up and away“ でしたが、このアルバムは全編アコースティックサウンドで繰り広げられたものでした。
その当時としての思いはソロ作品の架け橋的なイントロ作になればと考えて臨んだ記憶があります。その後も続けてバンドサウンドのアルバムを作る予定ではいましたが、Cajun moon band であったり Barrier Gates 等のユニットの活動も並行していたので、ズルズルと16年も過ぎてしまいました。
今回のアルバムはそういった意味では初のソロアルバムと言っても過言ではないでしょう。
バンドメンバーは,G.尾上サトシ、Key.五十嵐慎一、Dr.田中徹とここ数年ライブを共にしている今一番息の合ったメンバーと制作しましました。どの曲もライブで披露済みの曲だったのでレコーディングはとてもスムーズに運びました。
古いものは僕が28歳くらい、30年前に作った楽曲も入っていますし、昨年作ったばかりのものもあります。大袈裟に言うと僕の半生を凝縮したような内容になってるのかな。
当初は10曲入りのフルアルバムと考えていましたが、8曲入りのミニアルバムと言いますか、少し曲数を減らしコンパクトなアルバムにしました。というのもレコーディングを進めていくうちに早く次のアルバムも制作したい欲求にかられ、それならばコンパクトな作品をコンスタントに発表して行く手もあるなという思いからです。ですので次回作も1年も空けずに発表予定しています。
まあ、なにはともあれまずはこの作品を手にしてもらえると嬉しい限りです。
10月25日 下北沢440でのライブ会場に於いて発売開始します。
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TOMIO INOUE LIVE
July 12 '19 SHIMOKITAZAWA440
Open 7:00 Start 7:30
Adv ¥4,000 Door ¥4,500 + drink ¥600
下北沢440
03-3422-9440
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今年に入って2回目のトミオバンドライブ。
前回のライブからキーボード加入でサウンドの幅が広がり色々と可能性も見えてきたので、
今回のライブでは、ずっと保留にしてた新曲を完成する事が出来た。
インストゥルメンタルと歌物も。インストゥルメンタルが出来るのもこのバンドの醍醐味なんで少しづつ増やして行きたい。歌物に関しては、ここ最近は等身大の曲が書けるようになってきて、アンサンブル含め割とスムーズに進展させる事が出来るようになって来たと思う。
今までの曲もこの4人編成のバンドに合わせたアレンジを施し、また新しい形になって蘇ったのも嬉しかった。
前回まではアコースティックコーナー(僕がアコースティックギターを弾きながらという)を設けていたけど、何故ならバンドスタイルが難しいように思えたのでそうしてたのだが、新たなアレンジで今回はベース一本で行けたのも良かったように思う。
とにかく終わってみてある程度の達成感を味わったし、みんなと楽しい時間を共有できるのは喜ばしいことですね。ご来場の皆様ありがとうございます。
最後に短いリハーサル時間で、無茶振りもあったかしれない僕の要望に応えてくれたメンバーに感謝したい。
Set List
’18.3.20 @ 下北沢440
1st
01.Think About
02.寝ぼけ眼
03.赤茶けた街の太陽
04.虹のかけら
05.夜間飛行
06.Snow Cherry
2nd
07.Peace Of Mind
08.Stick Attack
09.蜃気楼の彼方
10.土曜の夜と日曜の朝
11.Entangled Spiral
12.Bridge Over Dawn
13.Across The City
En
14.Right Step
15.Morning Dew
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