FUJI ROCK '10

7月30日、フジロックが開催されている苗場へ。実に5年振りのフジロック。

今回は出演したわけではなく一観客として遊びに行った。
過去に4回出演し1回観客として行った事があるので、今回で都合6回目の苗場のフジロックという事になる。
5年前の時点で凄い集客で大盛況だった記憶があるが、確かこの年から動員数が10万人を超えた。それがずっと続いているらしく今回もほんとに凄い人でビックリした。完全にこの場所に定着したイベントになっていた。

イベントスペースも更に拡大されて増々規模の大きなロックフェスになっていて驚かされるばかりだ。
11年前に苗場に移った最初のフジロックに観客として来た時には、どことなくのんびりしたムードの中だらだら芝生に寝そべってZZ TOPを見た記憶があるが、それがちょっと懐かしくもあるなあ。

さて今回は第1日目の30日の午後に苗場に入って、夕方近くから繰り出そうとホテルをでたら雨が降りだした。まあ多少の雨はと思い会場へ向かったが、雨が激しさを増して来たので、とりあえず見たいアーティストもなかったから一旦ホテルへ戻るという情けない行動。



19時半スタートのサンハウスのライブに間に合うようホテルを出発。
しかし雨は全然止んでなくどしゃぶりの中フィールド・オブ・ヘブンへ。一応雨対策は準備しているが、やはりぬかるみの中を歩いて行くのはつらい。

どしゃぶりの中サンハウスを見る。5月に行われたリキッドルームのライブを見逃したので今回は是が非でも見たかった。
ここ何十年もサンハウスのレコードを聞く事なんかなかったけど、知らない曲なんて1曲もないし、35年くらい前の事がこの場所で聞いていてかっこいいという感じに心が熱くなってしまう。


サンハウスが終わって、少し戻ったホワイト・ステージへ。
コリーヌ・ベイリー・レイのライブを。
名前くらいしか聞いた事のなかったイギリスのフィメールシンガーだが、とても良いライブで感動した。
こういうのもフェスならではのサプライズで得した気分になる。帰ったらCD買うぞとか思うしね。


またまたフィールド・オブ・ヘブンへ。ドラムの古田たかしが参加してるというのでチャーのライブを見る。
相変わらずソリッドでかっこいいギターに痺れる。


この日はここまで。ずっと歩いてずっと立っているのでかなり応えるね。はやり。






7月31日、天候はまずまず。お昼くらいに繰り出して、先ずは一度乗ってみたかったドラゴンドラに。
全長約5Km、乗車時間は20分ほどなんだが、これがめちゃくちゃ楽しい。見晴らしは最高だし、ちょっとしたアトラクションに乗っている気分になれるし。


行き着く先はデイドリーミング&サイレントブリーズという会場。ここは他とは違ってがんがん音がラウドに響いてなく、アコースティックな世界。縄跳びとか紙芝居とか催し物も面白い。

下界に降りた頃ちょうどレッド・マーキーで浅井健一率いるポンティアックスのライブがやっていたので遠巻きながら眺める。


グリーン・ステージでジェイミー・カラムのステージを。
おそらくセットリストを決めてないようで、バンドのメンバーがジェイミーの行動にあわせてあたふたと楽器チェンジをしているようだった。どこの国にもそういう人いるんだなあとおかしくなった。
いい感じ。



苗場食堂近辺をうろうろしながらビールのんだり、飯食ったり。

グリーン・ステージに戻りジョン・フォガティのライブを見る。
もうヒット曲目白押しでこちらの涙腺ユルユル状態。
でかい野外のステージにアメリカン・ロック。それもひねり無しなギターサウンド。テレキャスターの音は?レスポールの音は?こんな音だろうといわんばかりにかき鳴らしていた。それがめちゃくちゃいい音。声も健在だし、これ以上これ以下何もないと思わせるようなステージだった。
しかも、そのテクニックたるや壮絶な物があった。
凄い。でかい。痺れた。


ジョン・フォガティの後半から日も暮れだし、雨も徐々に降って来た。

同じグリーン・ステージでロキシー・ミュージックのライブ。
すっかり日が落ちてからのステージだから照明、映像が鮮やかに映える。
先ほどとは打って変わって神経質なイギリス人のライブだ。
でも個人的には今回のメインアーティストである。
出てくるなり驚いたのはみんなの衣装。
4人いた黒人女性バッキングヴォーカルは白のタイトなワンピース。女性バイオリニストはサイケ時代のロキシーを彷彿とさせる衣装。ブライアン・フェリー始め男性はみんなシックなスーツという出立ちだった。相変わらずなダンディズム振りに惚れ直す。
ヒット曲かは置いといてこちらも好きな曲オンパレードで感慨ひとしお。
後半からゲストに布袋寅泰がギターで参加する等サプライズも用意されていて最後まで目が離せないステージだった。
おれもドロドロの格好じゃなくスーツ着て見たかったなあ。


この日の鑑賞はここまで。

8月1日、3日目も参加しようとは思っていたが、ちょっと疲れが来たのか体調思わしくなかったので断念して東京へ戻る。

まあ、でも十分に楽しんだし、見たいアーティストは網羅出来たので良しとしよう。

久しぶりのフジロックだったけど、やはり楽かった。
ここ数年は夏フェスブームでちょと飽和していたような気配があったりで、何となくこちらも敬遠気味だったが、こうやって参加してみるととても良いもんである。
第一回目のフジロックから見ると、イベンターもオーディンエンスも格段に進歩を遂げているし、こうやってみんなが協力した積み重ねが今日の成功に繋がっているのだろう。
このフェスティバルがずっと続くことを願う一人として応援したいと思う。